健康的な身体づくりの為には「食」が大切ですよね。こども園では昨年度より地元で古くから生育が盛んな野菜「白菜」を育てる経験(食育)を通して、食の大切さや育てる楽しさ、
食べる喜びなどを子ども達が味わえるように<白菜を育てよう>活動を取り入れています。
この食育活動は宮城が白菜の育種と生産に関して100年の伝統を有する「白菜のふるさと」ということで、仙台市内の大学や高校の講師の方々を中心として、白菜の食文化資源を活用した食の学びの活動として始まりました。
2011年3月の東日本大震災以来、多くの食の学人や被災地域の方々と一緒に、被災地域のコミュニティ再生への願いを抱きながら、県内で徐々に広がっている活動だそうです。
今年度は8月19日 講師の先生を迎え3、4、5歳児が白菜の種まきを行いました。
では、各クラスの様子を紹介します🎤
☆3歳児 たんぽぽ組☆
初めての白菜の種まき活動。とても楽しみにしていたようで真剣な眼差しで講師の先生をみつめていました。
「白菜ってしってる?」の質問に「白菜、しらな~い」という声も聞かれました。
(えっ・・給食で食べてるよ💦)「私、しってる」「食べたことある、スープ」など3歳児らしい可愛い反応でした。
白菜のイラストが描いてあるポストカードのプレゼントも頂き、子ども達の目はさらにキラキラに☆彡
さて、いよいよ栽培ポットに土入れです。こぼれる土に苦戦しながら一生懸命、自分で
土を入れていきました。
土が入ったら、種を入れるお部屋を作ります。「2個お部屋を作ってね」
人差し指の第一関節位まで指を土に入れてお部屋(くぼみ)を作っていると、ツンツンと指で突くことが楽しくなり、穴だらけになっている栽培ポットもありました😂
小さい種(1.5ミリ位)を、小さい指でつまんで、緊張しながら土の中へポトン・・・
その上に優しく土のお布団をかけてくれた、たんぽぽ組の子ども達でした。
「みんなも暑いとお水飲むよね」「うん!!」「だから白菜さんにもお水、たくさんあげてね」と伝えると「分かった~」と子ども達♬
お昼寝前には「起きたら芽🌱出でるかな~??」とつぶやく声もあったそうです🌱
☆4歳児 ひまわり組☆
朝から「今日は種まきだね」「白菜プロジェクトだよ」とやる気120%のひまわり組の
子ども達!!白菜作りの名人になる予感🤩
蒔き方の話を聞き終わると「がんばるぞ✊エイエイオー🤗」と一致団結と気合入れまで、ばっちり!!
「あっ、ポット倒しちゃった・・どうしよう」と途中アクシデント発生の場面もありましたが名人はへこたれません。失敗は成功のもと👌人生に無駄なことなんてない👍
土がサラサラしていて気持ちいいね。「ここまで入れるんだよね」「そうそう」と名人同士
語り合っているようです。
種は一粒がとても小さく、つまむ瞬間はドキドキ💓
無事に種を入れると一安心したようです。
土が水を吸収したら、もう1回かけて、さらにもう1回と、講師の先生からのアドバイスをよく聞いて、水と愛情を注いでくれました💞
☆5歳児 つつじ組☆
つつじ組は昨年度の経験を覚えており、講師の先生とのご対面では子ども達が先生へ「久しぶり~」と挨拶を交わし、先生からも「みんな大きくなったね」と、感動の再会からスタートしました💕
実は今回植えた白菜の種は↓
なんと🟢みどり色🟢特別に色が付いていたんです。(種屋さんがつけた安全な物です)
子ども達に分かりやすいように😀土の上で落としても、すぐに見つけられるように😀
しかし「本当の種は茶色なんだよ🟤」と講師の先生から教えてもらいました。
身を乗り出して、見て触って感じて!!「この土、きもち~」
「せんせ~い、たね、どっかいった。ない。」「えっ・・どこ??さがそ、さがそ」
「あっ、あった」「よかった~」と大人の方が緑の種に感謝でした💦
ソーシャルディスタンスを保ちながらの水やり🌱
ゆっくり、しっかり、丁寧に、ジョウロで水をかけていた子ども達です。
栽培ポットは一旦、各家庭へ持ち帰り、芽が出たら再び園に持ってきてもらい・・・
そして来月、仙台農業園芸センターの畑に園バスに乗って定植にいく予定です。
「大きな白菜になるように、大きな畑に植えようね」と伝えると、子ども達は深く頷いていました。
🌈おまけの1枚🌈
昨年度の白菜収穫の様子です!!こ~んなに大きな白菜になりました✨
今後も<白菜を育てよう活動>の様子は、ブログでお伝えしていきますのでお楽しみに🌼
Comments